Zenfone3 | 1ヶ月レビュー

今までXperiaしか使ったことがなかったのですが、昨年の12月にTwitterで見たASUSさんのZentour年末年始大感謝祭に興味本位で申し込み、まさかの当選。
(詳細はこちら:ZenTour | ASUS ZenTourに参加しました その1 (イベント編)

そのイベントで頂いたZenfone3ですがDSDSの機能を活かすことなくdocomoSIM1枚で運用中です。
(設定方法はこちら:Zenfone3 | SIMフリー端末をdocomoのSIMで使う時の設定方法

使い始めて早1か月。
総合的には満足してますが、いくつか改善してほしいことも有りましたので1ヶ月使ってみての率直な感想を書いてます。



今のZenfone3

手帳タイプのカバーで画面には何も貼ってません。
内側が茶色なのは良いのですが、本体がはまっている部分も茶色なのがいまいちで、せっかくの両面ガラスパネルが完全に隠れてしまってます。
ただ、閉じているときは側面も含めほぼ全面保護されているのと、ストラップが付けられるので、ぼちぼち気に入ってます。
ストラップは指にかけれるのと、ネックタイプが付属して1580円はお得かと。
使い勝手悪そうですが、背面の指紋認証でロック解除してから開く感じで、以前のXperiaZ3(開いて電源ボタンON→ロック解除)よりは使いやすいです。
手帳タイプのカバーだと指紋認証は側面より背面に有るほうが使い勝手は良いと思います。
カード入れには定期とEdyのカードを入れていて、お財布としてXperiaZ3と同じように使っています。


良い点

デザイン

両面ガラス デザインは非常に良いです。
やはり両面ガラスだと非常に高級感があります。(手帳タイプのカバーなので見えませんが所有欲は満たしてくれます)

カメラ

UIがわかりやすく使いやすいです。
オートで撮影するときは自動でやってくれますしマニュアルを選択すると画面上で設定が確認でき非常に操作がしやすいです。
カメラに詳しくない私にとってはマニュアル時に色々と設定を変更してもボタン一つでリセットされるのも良いです。
光学手ぶれ補正を活かして夜景の撮影など、様々なサイトでレビューが上がってます。
解像度がハイスペックと比べると高くないので拡大してしまうとちょっと厳しいですが、Googleのローカルエリアガイドで写真をアップロードするときの容量が減ったので私としてはうれしいです。
カメラについてはあまり詳しくないですが、あまり被写体にならないものも一つ載せておきます。
どんど焼き(差議長)です。
明け方でまだ辺りが暗い時の炎をオート撮影してます。
空は実際の方が暗かったですが、炎の色は実際の色に近いと思います。

テーマ

有料のものも多いですが無料のテーマもいくつかあります。
テーマだと一括設定の物も多いですが、Zenfone3のテーマはロック画面、クイック設定と個別に設定できるのが良いです。
無料のテーマの中に3つだけロックスクリーンの時計のデザインが異なるのがあったので、ロックスクリーンはそれを使っています。

ただ、最初に自作でテーマを作ると上記の部分適用が使えませんので、一旦ダウンロードしたテーマを全部に適用してから個別設定してください。
ちなみに先ほどのテーマは
ロック画面:NeonRainbow
クイック設定画面:Blackknight です。
アイコンはホームアプリがZenUIランチャーじゃないと反映されません。ちなみにホームアプリはZenUIランチャーではなくApexLauncherを使ってます。

指紋認証

反応が早く、軽く触っただけでも認識してくれます。
カバーが付いて一部しか認証部分に触れなくてもしっかり認識してくれます。
指紋認証が初めてなので他機種との比較はできませんが、シャッター切れたり機能的にも十分だと思います。

ZenUI

履歴ボタンの長押しでスクリーンショットや指紋認証部分でシャッターなど色々とカスタマイズできます。
ZenMotionのタッチジェスチャーも便利でスリープ状態の真っ黒な画面に指で文字を書くとアプリを直接起動できます。(ダブルタップで画面消しはZenUIランチャーじゃないと作動しません)
ZenUIというわけではないのですが、標準で入っているファイルマネージャーも使いやすいです。

作動

とても快適に使ってます。
今はゲームをしないのですが、他の方のレビューを見るとそれなりに動いているようです。

バッテリー

容量は2650mAhで決して多くありませんが、がっつりゲームをしなければ問題ないと思います。
1日使って夜でも30%~40%ほど残っています。
ただ、3Dのゲームなどをやると多分1日持たないと思います。

改善してほしい点

ZenUI

良い点でも上げましたが ZenUIについては改善してほしいところもあります。
まず、設定(setting.apk)を開くとメニューが非常に長いです。
画面にして約4画面です。
多すぎだと思うのは私だけでしょうか?

ずらっと並んだメニューの中にはショートカット的な物があります。
例えば、下から2番目の「システムアップデート」は一番下の「端末情報」のなかにあるのと同じです。
スクリーンショットも「スクリーンショット」と「ASUSカスタマイズ設定」と両方から設定できます。
他にも「ロックスクリーン」という項目が有り「ロック画面のテーマ」、「ロック画面の壁紙」という項目があり、「ロック画面のテーマ」は「テーマ」と同じ選択画面に、「ロック画面の壁紙」は結局ホーム画面も適用するかの確認画面がでます。

それ以外にも纏めても良いのではと思うところもあります
「指紋認証」も「セキュリティー」の中で良いと思いますし、「ロックスクリーン」は「ディスプレイ」の中で良いと思います。

入り口が多いと私は使いにくく思うのですが・・・
ここは人それぞれかもしれません。

あと、設定の電源やメモリから誘導されるモバイルマネージャーですがメモリや起動するアプリを制限してくれます。 通信もバックグラウンドで規制してくれるので省電力に効果があるように思えますが、AndroidのOSの制御とどちらが優先されるのかわかりません。
ステータスバーを下げたときに必ず通知の一番下に表示されるのも気になり結局無効化しました。
アプリ単体としては優秀だと思いますので設定のメニューから誘導するのではなくアプリとしてのインストールで良かったのかなと思います。

クイックパネルの設定

ツールを4つ、項目を8つ必ず選択しなくてはいけません。ここは使う機能だけを選択できるようにしてほしかったです。

翻訳が変

元から入っているファイルマネージャーですが、ファイルを選択してメニューを表示すると、「何で開く」「何として写真を設定」という項目が出てきます。
最初、これの意味が全くわかりませんでした。
「何で開く」は開くアプリの選択。(通常はタップした時点で選択画面が表示されます)
「何として写真を設定」は壁紙や連絡帳の写真に設定するか?です。
もう少し違う表現があるのでは?っと思います。

メニューのバックライト

これはあちこちで書かれてますので割愛。


まとめ

価格に対してハードとしては非常に良いと思います。
ただソフト面では価格云々ではなく、設定(setting.apk)などもう少しわかりやすくなると使いやすくなるのになっと思いました。
改善してほしい点はどれも細かい部分です。
今までXperiaしか使ったことがないので、Xperiaとの比較で思うところなのかもしれませんし、私がシンプルなのが好みだからかもしれません。
逆に言えばそんな細かな部分しか改善してほしい点はないということです。

海外ではAndroid7.0(Nougat)のアップデートも始まったようです。
長く使える良い機種だと思うので、アップデートについては積極的に行っていただきたいと思います。