XperiFirmも聞いてはいましたが使ったことがなかったのでAndroid 7.0(Android N Developer Preview)をZ3に焼いたときに、いくつかFTFを作ってみました。
作り方でちょっとXperiFirmの勝手がわからなかったのと、焼くときもFlashtoolの0.9.18.6前後で表示がかなり変わっていましたのでまとめました。
FTFの作成
とりあえずXperiaZ3(SO-01G)の23.1.B.1.317のftfをFlashtoolで作ります。
Flashtool(0.9.23.2)の立ち上げ(2017年1月25日時点)
赤枠をクリックしてXperiFirmを立ち上げます。赤枠から機種を選択
順番に選択していき、④でダウンロードの確認画面が開きます。
ダウンロード開始
時間かかります。
ちなみにダウンロードしたファイルは
C:\Users\○○○○\.flashTool\firmwares\Downloadsの中に保存されます。
FTFを作成した後は削除可能です。
ダウンロードが完了したらチロリンと音で知らせてくれます。
Closeで閉じ、XperiFirmを×で閉じます。
するとFlashtoolでFTFの作成が始まります。
出来上がったFTFはC:\Users\○○○○\.flashTool\firmwaresにあります。
Flashtool 0.9.18.6前後の表記の違い
以下はFlashtoolのバージョンでの表記の違いです。
D6603とAndroid N Developer Preview4でそれぞれどの項目に含まれるかを表にしています。
D6603とAndroid N Developer Preview4でそれぞれどの項目に含まれるかを表にしています。
0.9.18.6 | 0.9.23.2 |
APPSLOG | apps_log.sin |
CACHE | cache.sin |
DATA | userdata.sin |
BOOTBUNDLE | boot_delivery.xml |
PARTITION | partition.sin |
TA | auto-boot.ta |
cust-reset.ta | |
fota-reset.ta | |
osv-restriction.ta | |
BootConfig.ta | |
build_props.ta | |
reset_parameters_only_flash.ta | |
KARNEL | kernel.sin |
rpm.sin | |
FOTA | fotakernel.sin |
BASEBAND | amss_fsg.sin |
amss_fs_1.sin | |
amss_fs_2.sin | |
SYSTEM | system.sin |
ELABEL | elabel.sin |
BOOT | aboot.sin |
boot.sin | |
s1sbl.sin | |
sbl1.sin | |
tz.sin | |
UNKNOWN | dbi.sin |
recovery.sin |
しばらくROM焼きはしないと思いますので、覚えとして記録しておきます。